本報告では本システム導入後の省エネ効果を評価し、導入から2ヶ月後で対照グループであるCT群と比べてAT群、FB群ともに統計的に有意な省エネ効果を確認した。今後は3ヶ月目以降の削減効果および導入2年目の省エネ効果を検証する予定である。また温水暖房の停止によりポンプ動力が削減されること、温水暖房の省エネが照明・家電等の使い方に波及する可能性も考えられるため電力の省エネ効果についても評価を行う予定である。
- 論題
- 暖房制御と見える化システムを備えた省エネサポートシステムの開発 その2 省エネサポートアプリによる情報提供手法開発と省エネルギー効果の検証
- 著者
- 平山 翔、鶴崎 敬大、中村 美紀子、若狭 純一、徳田 彩佳
- 掲載誌
- 日本建築学会大会学術講演梗概集(中国),D-2分冊,p.971-972, 2017 年 8 月