既報に引き続き、実証モニター100件の室温データやアンケート調査結果を整理し、省エネサポートシステム導入による室温の変化や暖房制御を導入したAT群における居間の暖房設定温度について分析した結果を報告する。なお、本システムは2017年1月より導入を開始しており、それ以前は「介入前」、それ以降を「介入後」として整理する。いずれの世帯もリビングと寝室に住環境マルチセンサ(温度、湿度、照度、CO2濃度)を設置している。
- 論題
- 暖房制御と見える化システムを備えた省エネサポートシステムの開発 その5 システム導入による温熱環境及び暖房設定温度の変化
- 著者
- 中村 美紀子,鶴崎 敬大,平山 翔,ユウ ローリン,徳田 彩佳
- 掲載誌
- 日本建築学会大会学術講演梗概集(東北),pp.1519-1520,(社)日本建築学会,2018年9月