日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、執行役 最高経営責任者:フランク・オーバーマイヤー)と、株式 会社住環境計画研究所(所在地:東京都千代田区、代表取締役会長 中上英俊)は、環境省の「平成29年度低炭素 型の行動変容を促す情報発信(ナッジ)による家庭等の自発的対策推進事業」 (http://www.env.go.jp/press/103926.html) の委託を受け、「パリ協定」における 2030 年度までに温室効果ガスの排出量を 2013 年度比で 26%削減する という日本の目標数値達成に向け、貢献する実証事業をスタートします。
当プロジェクトは、委託事業の中の「生活者・事業者・地域社会の『三方良し』を実現する日本版ナッジモ デルの構築」のプロジェクトです。生活者一人一人が “省エネライフスタイル” を実現できる社会に向け、全 国エネルギー事業者 5 社(北海道ガス株式会社、東北電力株式会社、北陸電力株式会社、関西電力株式会社、 沖縄電力株式会社)にご協力いただき、年間で全国延べ 30 万世帯を対象に、自発的な CO2 削減アクションを 促す大規模ナッジの実証事業を行います。当プロジェクトは国内最大の事業となります。
本日、東京ガーデンテラス紀尾井町(東京都千代田区)で「日本初の大規模ナッ ジ実証事業発表会」が行われ、環境省 地球環境局 地球温暖化対策課 地球温暖化対策事業室 水谷好洋室長、 代表事業者の日本オラクル フランク・オーバーマイヤーCEO および村井建介ディレクター、弊社会長の中上英俊、協力事業者の全国エネルギー事業者5社の代表者らが、本事業の成功に向けて一 致団結して取り組むことを確認いたしました。
今年度はエネルギー事業者 5 社の協力のもと、各社管内の約 6 万世帯(計約 30 万世帯) に、パーソナライズされたエネルギー使用情報やアドバイスからなる「省エネレポート」を、計 4 回送付しま す。また、日本固有のキャラクター文化に着目し、省エネレポートにキャラクターを取り込むことによる CO2 削減の上積み効果も検証していきます 。
本プロジェクトにおいて、住環境計画研究所は主に省エネルギー・CO2削減の効果検証を担当いたします。プロジェクトの実施を通じて、省エネ行動の促進によるCO2排出量の削減に貢献して参ります。