本研究では、2016年4月から家庭用燃料電池の余剰電力を系統へ逆潮流させること(以下「逆潮流」という)が可能になったことで、発電の高効率化と排熱利用の増加により需要家側・系統側の両方において省エネルギー・省CO2への貢献が期待されるようになったことを踏まえ、2015年7月から2016年6月末まで家庭用燃料電池の逆潮流実証実験を実施し、逆潮流による省エネルギー・省CO2効果を評価した。
本報ではその結果を報告している。
- 論題
- 家庭用燃料電池の逆潮流運転による省エネルギー効果の評価
- 著者
- 岡本洋明, 鶴崎敬大
- 掲載誌
- エネルギー資源学会 第33回エネルギーシステム・経済・環境コンファレンス講演論文集, エネルギー資源学会, 2017.02